痛くない治療

痛みのコントロール方法

狭くなった血管〈狭窄〉をバルーンカテーテルで拡張する時は血管痛を伴います。鎮痛の方法は局所麻酔、伝達麻酔、鎮静があります。狭窄範囲が限局している場合は局所麻酔で対応は可能ですが、狭窄が長い場合、複数狭窄が点在している場合は局所麻酔では不十分なため、伝達麻酔や鎮静剤を使用します。

伝達麻酔とは

伝達麻酔とはいわゆる神経ブロックです。PTAでは鎖骨下ブロックや腋下ブロック等が行われます。広範囲に効果があり鎮痛と長時間効果がるため、シャント手術でよく使用されますが、効果時間中は手をうまく動かすことができないため外来治療では注意が必要になります。

鎮静剤について

閉塞の治療時は長時間を要するためストレス回避のため鎮静剤を使用します。これは、消化管内視鏡時に使用するものと同じお薬を使います。検査・治療中は寝ていただきストレスを軽減します。治療後当院では、鎮静剤の拮抗薬を使用し覚醒させるのでより短時間で状態は安定します。

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