静岡県富士市の人工透析と腎臓内科、生活習慣病外来のクリニック

運動療法

運動療法について

当院では、透析患者さま一人ひとりの体力や状態に合わせた運動療法を提供しています。適度な運動は、心肺機能の向上、筋力維持、透析効率の改善に効果的です。透析中に自転車漕ぎやバンドによる筋力トレーニングを行っていきます。運動を習慣化することで、より快適な日常生活と長期的な健康維持を目指しましょう。

エコー風景

expand_more Q. 透析患者でも運動して大丈夫ですか?
A. はい、医師の許可のもと、適切な運動は推奨されています。運動は心肺機能の向上、筋力維持、透析効率の改善に効果があります。ただし、お身体の状態によって制限がある場合もありますので、まずは担当医にご相談ください。
expand_more Q. 運動時間はどのくらいが適切ですか?
A. 1回20〜30分程度、週3〜5回が目安です。最初は5〜10分から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。透析中の運動は15〜20分程度で十分です。「少しきついかな」と感じる程度の強度を保つことが大切です。
expand_more Q. 運動中に気をつけることはありますか?
A. シャント側の腕に過度な負担をかけない、水分補給に注意する、体調不良時は無理をしない、という3点が重要です。めまい、動悸、息切れ、胸痛などの症状が現れたらすぐに運動を中止し、医療スタッフにご相談ください。
expand_more Q. 高齢ですが、運動療法は可能ですか?
A. もちろん可能です。年齢に関係なく、それぞれの体力や身体状況に合わせた運動プログラムをご提案いたします。
expand_more Q. 透析中の運動は透析効率に影響しますか?
A. はい、良い影響があります。透析中の適度な運動は血液循環を促進し、老廃物の除去効率を高める効果が報告されています。ただし、激しい運動は逆効果ですので、理学療法士の指導のもと、適切な強度で行うことが重要です。
expand_more Q. 糖尿病もありますが、運動して大丈夫ですか?
A. 糖尿病をお持ちの方こそ、運動療法が効果的です。運動は血糖コントロールの改善に役立ちます。ただし、低血糖のリスクもあるため、運動前後の血糖測定や、適切なタイミングでの軽食摂取など、注意点について医師や看護師と相談しながら進めていきましょう。

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