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杉山 義樹 院長の La cafeteria de FUJI

Yoshiki Sugiyama presents

La cafeteria de FUJI

~ 院長のひとりごと ~

杉山義樹院長が、毎月職員に向けて発信しているコラム「La cafeteria de Fuji」をホームページをご覧になる皆様にもお届けいたします。

66 - 28 January 2020

■ お雑煮

2020年・令和二年が始まり早くも1月が終わろうとしています。 我が家に5ヶ月間ホームステイしていたデニス君は今月最後の日曜日に帰国。 お正月を楽しんで貰おうと和服姿で初詣、御節、お雑煮を食べてもらいました。 次男の嫁にお雑煮をお願いしたところ、なんと「小豆雑煮」。 デニスは小豆・黄な粉が好きなので大満足。 そこで「日本文化」大好きデニスと「お雑煮文化」の話題で元旦は過ぎました。

1) 雑煮の歴史
雑煮は室町時代、足利将軍時代ですね、に始まったそうです。 結婚の際の御祝膳の一つで、「夫婦が末永く、固く結ばれる」ことを願って縁起物の食材をたくさん使ったようです。味噌味ですが、直接味噌で味をつけると「味噌をつける」といって縁起が悪いという事で唐味噌を煮詰め布袋で漉した「澄まし味噌(垂味噌)」にしていたようです。
戦国時代ももっぱらこの作り方で、織田信長・豊臣秀吉・前田利家などは接待に「烹雑(ほうぞうorぼうぞう)」として振舞っていたようです。このころの餅も円満につながるという事で「丸餅」でした。 そもそも、餅は祭事・仏事の供え物としての役割が強く、「神様のお供えしたもののお下がり」をいただくことで、神様の力を体内に入れることができるという「神人共食」の食べ物。鏡餅をいただくのはまさしく「神人共食」ですね。
お雑煮文化が全国各地に広まったのは江戸時代の「参勤交代」によるもと言われています。 もちろんそのころでは文化の発祥は「江戸」。 このころからお雑煮は地方で少し形を変えていったようですね。 一般庶民がお雑煮を食べるようになったのは江戸後期。 年末や祝い事で「餅つき屋」という仕事があったそうです。

2) 味噌味か醤油すまし、はたまた小豆か。
現在のお雑煮は何味かで三種類。味噌味はやはり歴史的に見ても京都中心。味噌味のエリア、東は関ケ原近辺、北は福井市。加賀市は圏外。西は兵庫県まで、四国の香川県・徳島県、南は伊勢半島一体の東海岸以外。 伊勢市は圏外。 また、味噌は白味噌・赤味噌がありますが、徳島の一部と若狭湾周辺だけが赤味噌の様ですね。
異彩を放つのが先にも触れた「小豆味」。鳥取・米子・松江・出雲近辺のみで、同じ島根県でも山口県よりは醤油すましになるようです。

3) 丸餅・角餅(切り餅)か。
そもそも縁起ものの餅は丸餅が基本。 おおざっぱに分けると「西の丸餅 東の角餅」と言われ、丸餅はお公家文化、角餅は武家文化ですね。ですから関ケ原、昔の尾張を境に角餅文化になります。 面白いですが、神輿文化と山車文化の境界に近いですね(大阪は神輿文化。神輿は武家文化というより豊臣家・徳川家の「戦国時代の勝者エリアの文化」にではないかと勝手に思っています) 九州・四国・中国地方は丸餅。 北陸地方では加賀・金沢市、酒田市は丸餅です。 なんとなくイメージできますね。 加賀八万石は決して江戸には屈していなかった古い文化圏でしたし、酒田市は奥州藤原一族の文化がありますね。酒田市は山形県で唯一味噌味文化です。 そういえば東北の小京都の角館市は丸餅・味噌味ランキングされていませんね。 ご存知の方いたら教えてください。
切り餅になったのは武士の人数が増え大勢で分けなければならなかった、江戸庶民の餅つき屋の大量生産という「効率性」のためと、「敵をのす」(=倒す)との語呂合わせで縁起を担いで、餅を伸ばして「のしもち」にしたという説。どちらもありそうですね。
お雑煮の餅を焼くのは「角餅」のエリアだけの様ですが、九州の方に丸餅で焼く文化もあるようです。 焼くか焼かないかは「こおばしさ」だけかと思ったのですが、「焼けば丸くなる」という意味もあるようで、やはり「田舎武将」も京都に対する憧れはあったようですね。
こうしてみると「醤油すまし+角餅文化」は田舎武将の食べる野暮な食べ物、B級グルメの様な気がしてきました。 九州・四国・中国は丸餅。 武家と公家の共存ですね。 これも戦国時代の地方大名を思い出すと納得です。

今も昔も京都は日本文化の憧れの土地なのですね。
JRのCMソングが頭の中を駆け巡っています。
「そうだ、京都に行こう」

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